関節リウマチ診療ガイドライン2020 第1回 薬物療法について
本動画では、『関節リウマチ診療ガイドライン2020』の特徴や、アップデートされた薬物療法のアルゴリズムについてご解説いただいております。
今回の改訂の特徴であるバイオ後続品を含むbDMARD、JAK阻害薬などの新規薬剤に関連した推奨の作成・改訂、薬物治療アルゴリズムについては、最新のEULARリコメンデーション2019改訂版と比較しながら、6年ぶりに改訂となった本邦のガイドラインについてご解説いただいております。
- 演者
- 川人 豊先生
京都府立医科大学 大学院医学研究科 免疫内科学 病院教授
目次
- Introduction【00:00】
- 関節リウマチ治療の変遷【00:48】
- T2Tアルゴリズム【01:13】
- 「関節リウマチ診療ガイドライン2020」改訂の主な特徴【1:38】
- 「関節リウマチ診療ガイドライン2020」に基づく薬物治療アルゴリズム【02:12】
- 各フェーズの薬物治療【03:13】
- まとめ【06:32】
関節リウマチ診療ガイドライン2020改訂の主な特徴
関節リウマチ診療ガイドライン2020の改訂の特徴を7項目にまとめました。診療に携わる先生方が本ガイドラインを活用し、関節リウマチのトータルケアを実践いただけることを目的としています。
関節リウマチ診療ガイドライン2020に基づく薬物治療アルゴリズム
薬物治療のアルゴリズムは3つのフェーズで構成されています。T2Tの治療概念に則し、原則として6ヵ月以内に治療目標である「臨床的寛解」もしくは「低疾患活動性」が達成できない場合、次のフェーズに進みます。