サイトカインは主に免疫細胞によって産生され、他の免疫細胞に作用して増殖や分化などを制御します。
しかし、サイトカインの働きが過剰となり、JAK-STATを介したサイトカインのシグナル伝達が過剰となると、関節リウマチの慢性炎症、軟骨および骨破壊、全身の症状などが惹起されます。
この一連の機序について、愛知県医療療育総合センター 総長 石黒直樹先生にご解説いただきます。
ondemand_video動画[4分45秒]
演者
愛知県医療療育総合センター 総長
石黒 直樹 先生

目次

  • サイトカインとJAK-STAT経路の役割 【0:00】
  • 関節リウマチにおけるサイトカインの  役割とは? 【1:08】
  • 関節リウマチにおけるJAK-STATの役割は?  【2:36】
  • まとめ【3:57】
サイトカインの働き

サイトカインはT細胞などによって産生され、他の免疫細胞に作用して、増殖や分化などを制御します。 免疫機能には極めて重要ですが、その働きが制御できなくなると、関節リウマチなどの原因となります。

JAK-STAT経路を介するサイトカイン・シグナル伝達

過剰なサイトカイン・シグナル伝達は、滑膜細胞の活性化、破骨細胞の分化、血管新生の促進、パンヌス形成、さらなるサイトカイン発現を生じます。その結果、関節リウマチの諸症状が引き起こされます。