疾患活動性をコントロールして関節破壊の進行を抑制し、その先にあるQOL(生活の質)の維持を目指すことが関節リウマチの治療目標1)ですが、関節破壊は不可逆的な変化であるため、関節破壊が起こらないように治療を強化することが重要です。関節破壊抑制を目指した治療とSDM(Shared Decision Making)の実践について、大阪市立総合医療センター 整形外科・リウマチセンター 副センター長の多田 昌弘先生に解説していただきました。

1) 日本リウマチ学会編 関節リウマチ診療ガイドライン2020 診断と治療社: p.16, 2021

ご監修
大阪市立総合医療センター
整形外科・リウマチセンター
副センター長
多田 昌弘先生