ondemand_video動画[6分4秒]
演者
札幌医科大学医学部消化器内科学講座 教授
仲瀬 裕志 先生

炎症性腸疾患(IBD)は、主に潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)を指し、腸管の慢性炎症性疾患の総称です。発症メカニズムは未だ十分に解明されていませんが、重要な役割を果たしているのが各種免疫担当細胞から過剰産生される炎症性サイトカインです。
サイトカインの関与などIBDの病態解明が進む中、様々な分子を標的とする治療薬が開発されていますが、その1つがJAK阻害剤です。
IBDの病態におけるサイトカインの役割、JAK-STAT経路を標的とする治療の可能性などについて、札幌医科大学医学部消化器内科学講座の仲瀬裕志先生に解説していただきました。